高校留学体験から得られるもの ①物事の捉え方
こんにちは!Antoineです! いつも私のブログを見てくださり ありがとうございます!
今回は「高校留学の体験から得られるもの」について書きたいと思います。
最後までぜひ読んでいってください!
- 物事のとらえ方、感じ方
①客観性
②偏見
③批判的思考
1.物事の捉え方
留学を通して得られることとして、語学力が向上するのはもちろんなのですが、私が一番、留学を通して得られるものとして、新しいものの見方・捉え方を上げたいと思います。
①客観性
まず、海外に行き自分のことを全く知らない人と出会うことで、海外からの視点や海外での生活を通して、日本のことを客観的に相対的に観ることができ、日本のすばらしさを再発見できたり、逆に日本の問題点や行く前までは気づいかなかった日本のおかしな点に気付くことができます。自国の文化をより深く理解できるようになります。現地の同級生やホストファミリーに日本の文化(食事や政治、歴史、天皇・元号などについて)質問されることが多く、それらもさらに日本について知ろうとするきっかけになると思います。
自分自身に関しても、現地の人は自分のことを知らないので、自分は他人から見るとどういう風に見えるのか、自分の強みは何なのかを、新しい環境を通して知ることができます。新しい文化に触れる経験をしながら、将来自分は何をしたいのか考えるきっかけになります。
②偏見の自覚
二つ目に自分の偏見を減らすことができるようになることです。自分が思っていた相手国のイメージや今までの自分の考え方・捉え方が留学の経験を通して変わり、その経験から、今までの自分の考え方は本当に正しいのか、疑うことができるようになります。
例えば、コロナの時期で、日本人が欧米で差別を受けているという話をすると、海外の人の中には、中国人も日本人も韓国人もタイ人もみんなアジア人だととらえている人が多いです。アジア人のせいで身の周りの人がコロナで亡くなってしまったと感じてしまい、アジア人を差別するようになったという話を聞きました。(すべての人が差別をしているわけではないですが) しかし、これはアジア人という大きな括りで捉えてしまう「パターン化本能」による偏見・バイアスがかかっている状態で、「犯人捜し本能」でアジア人という括りを差別しているだけではないでしょうか。(詳しくはFACTFULNESSを参照)
世界をアジア人・欧米人・アフリカ人の三つで分けて考えていないでしょうか。
犯人捜しの過程で、まったく違う人も犯人扱いしていないでしょうか。犯人捜しだけで満足していないでしょうか。自分たちの思い込みで物事を捉えて本質を見誤ってはいないでしょうか。
自分のバイアスを意識して、心で見ることの大切さを留学を通して感じることができるかもしれません。
(詳しく人間のバイアスや捉え方について、グローバルな視点について学びたい人には、FACTFULNESSという本がとてもおすすめです。ぜひ買ってみてください。上記で述べたことがほかの例も踏まえて、たくさん書かれていて、とてもためになります。大人の人に特に読んでもらいたいですね)
↓
FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド
- 発売日: 2019/01/01
- メディア: Kindle版
③批判的思考力 critical thinking
②の偏見の自覚にも関係してきますが、物事を批判的に捉える力も留学生活を通して、いろいろな刺激を受ける中で身に着けることができます。
「それは本当なのか」と疑う力というのは、口で言うのは簡単ですが、すごく難しいことです。大人になるにしたがって、「あたりまえ」のことが増えていき順応していく中で、疑問に思うことが少なくなっていきます。
疑問を持つことによって、自分で調べたり、人に聞いたりして、学びを広げていくことができます。なんで?本当にそうなの?と疑問を持ち、自分で調べ、知ろうとすることが大切だと思いました。
終わりに
いつも私のブログを見てくださり、そして、コメントを書いてくださり、ありがとうございます!!! まだコメントをしたことがない方がいらっしゃれば、このブログがより良いものになるように、コメントよろしくお願いします!
次回予告!
今回の続きの留学体験で得られるもの②
受け入れる能力について
最後まで読んでくださりありがとうございました!!
参考文献:AFS年間派遣プログラム 2019年派遣「プログラム案内」
参考:AFS年間派遣プログラム2019年派遣「プログラム案内」